新品CLP-826と同じ予算で何が買える?中古ならCLP-845や上位モデルも選択肢に

ヤマハの新しい電子ピアノ「CLP-826」の購入を検討している方に、ぜひ知っておいていただきたいのが中古電子ピアノという選択肢です。

CLP-826の販売価格は約187,000〜189,000円。決して安い買い物ではありません。

しかし、この価格帯まで予算を考えられるのであれば、新品のCLP-826だけでなく、同世代の上位モデルや、1〜2世代前の上位機種も中古で購入できる可能性があります。

例えば、同じヤマハのCLP-845。さらに、CLP-775やCLP-785、CLP-685といった、かつて上位モデルとして販売されていた機種も比較対象になります。

また、ローランドやカワイにも、鍵盤や音響システムにこだわったモデルがあります。

今回は、新品のCLP-826と同じ予算で購入できる中古電子ピアノを、電子ピアノ専門店の視点から紹介します。

「新品にこだわるべきか、それとも中古で上位モデルを選ぶべきか」

そんな疑問をお持ちの方は、ぜひ参考にしてみてください。

1. 新品CLP-826と中古電子ピアノ、同じ予算で何が変わる?

まずは、今回比較する価格帯を整理してみましょう。

モデル販売形態価格の目安(税込)
ヤマハ CLP-826新品約187,000〜188,715円
ヤマハ CLP-845中古同価格帯で購入可能
ヤマハ CLP-775中古約195,800〜196,900円
ヤマハ CLP-785中古約222,200〜229,900円
ヤマハ CLP-685中古約195,800〜196,900円
ローランド LX-5中古約187,000〜198,000円
ローランド LX706中古約187,000円
カワイ CA501中古約198,000円前後
カワイ CA79中古約187,000円前後

※価格は比較用の目安です。中古価格は税抜価格から消費税10%を加算した参考値を含みます。実際の販売価格、在庫、年式、整備内容、保証条件は店舗によって異なります。新品価格も販売店や購入条件によって変わります。

こうして見ると、CLP-826の予算では、単に同価格帯の新品を選ぶだけでなく、中古の上位モデルも検討できることが分かります。

特に注目したいのが、ヤマハのCLP-845、CLP-775、CLP-685です。

これらはCLP-826よりも上位の演奏性能や音響システムを備えたモデルで、鍵盤のタッチや音の響きを重視する方にとって魅力的な候補になります。

2. 同世代の上位モデルならヤマハ CLP-845

新品CLP-826と同じ予算で中古電子ピアノを探すなら、まず比較したいのがヤマハのCLP-845です。

CLP-845はCLP-800シリーズに属するモデルで、CLP-826と同じ世代にあたります。

しかし、鍵盤や音響システムには大きな違いがあります。

CLP-845B

CLP-826とCLP-845の主な違い

項目CLP-826CLP-845
鍵盤グランドタッチ-S鍵盤(木材使用)グランドタッチ-S鍵盤(木製白鍵)
ピアノ音色CFX/ベーゼンドルファーCFX/ベーゼンドルファー
最大同時発音数256音256音
バイノーラルサンプリングCFXグランドのみCFXグランド/ベーゼンドルファー
USBオーディオインターフェース対応対応
USBオーディオ録音非対応対応
スピーカー12cm×216cm+8cm(ディフューザー付き)×2
アンプ出力20W×245W×2

※メーカー公表仕様に基づく比較です。

違い① CLP-845は木製白鍵を搭載

CLP-826の鍵盤は、木材を使用したグランドタッチ-S鍵盤です。

一方、CLP-845には木製の白鍵を採用したグランドタッチ-S鍵盤が搭載されています。

ここは、2機種を比較するうえで重要なポイントです。

木材を使用した鍵盤と、白鍵そのものに木材を採用した鍵盤は同じではありません。

鍵盤の素材や構造にこだわって選びたい方にとって、CLP-845は魅力的な選択肢です。

違い② ベーゼンドルファーの音色もヘッドホンで楽しめる

CLP-845には、ヤマハCFXとベーゼンドルファー インペリアルの2種類のコンサートグランドピアノ音源が搭載されています。

さらに、両方のピアノ音色でバイノーラルサンプリングに対応しています。

バイノーラルサンプリングは、ヘッドホンを使用した際に、ピアノの音が空間の中で鳴っているような自然な聴こえ方を目指した技術です。

夜間に練習することが多い方や、ヘッドホンでも豊かなピアノの響きを楽しみたい方にとって、注目したい機能といえるでしょう。

違い③ スピーカーの構成も異なる

CLP-845は、16cmと8cmのスピーカーを組み合わせた構成で、8cmスピーカーにはディフューザーが搭載されています。

一方、CLP-826は12cmスピーカーを2基搭載した構成です。

スピーカーの数だけで音の良し悪しが決まるわけではありませんが、CLP-845はより充実した音響システムを備えています。

ピアノの音を本体スピーカーから楽しみたい方にとっては、比較する価値のある違いです。

CLP-845を中古で選ぶメリット

CLP-845は、CLP-826と同じ世代のモデルでありながら、木製白鍵や充実したスピーカーシステムを搭載しています。

新品のCLP-826を検討している方でも、予算が近い中古のCLP-845を選ぶことで、鍵盤のタッチや音の響きにさらにこだわったピアノを手に入れられる可能性があります。

中古電子ピアノを選ぶ際に気になるのが、商品の状態や購入後のサポートです。

電子ピアノ再生工房では、中古電子ピアノ全商品を、鍵盤1本から本体内部までクリーニングし、メンテナンスを行ったうえで販売しています。 また、中古品にも3か月保証をお付けしています。

中古だからこそ、価格だけでなく、どのような整備が行われているか、購入後の保証があるかも大切なポイントです。

新品のCLP-826だけでなく、中古のCLP-845も比較しながら、ご自身が重視する鍵盤のタッチや音の響きに合った一台を選んでみてください。

3. 1世代前の上位モデルならCLP-775やCLP-785

CLP-826と同じ予算帯では、1世代前のクラビノーバ上位モデルも比較対象になります。

特にCLP-775やCLP-785は、鍵盤や音響システムを重視する方に注目していただきたいモデルです。

CLP-775WA

CLP-775:グランドピアノに近い演奏感を目指したモデル

CLP-775には、グランドタッチ鍵盤が搭載されています。

さらに、低・中・高音域を分担する3ウェイスピーカーとトランスデューサーを備えているのが特徴です。

トランスデューサーは、振動によって音の響きを感じさせるための装置です。

鍵盤を押したときのタッチだけでなく、音の響きや演奏時の臨場感も重視した設計になっています。

中古価格は約195,800〜196,900円です。

新品のCLP-826より少し予算を上げることで、こうした上位モデルを検討できる可能性があります。

CLP-785:さらに上の演奏性能を求めるなら

CLP-785は、当時のCLPシリーズの最上位モデルとして展開されていた機種です。

グランドタッチ鍵盤に加え、カウンターウェイトを搭載。鍵盤の奥側でも弾きやすい設計を目指しており、繊細なタッチを重視する方に向いています。

音源にはヤマハCFXとベーゼンドルファー インペリアルを採用し、両方の音色でバイノーラルサンプリングにも対応しています。

さらに、3ウェイスピーカーとトランスデューサーを組み合わせた音響システムを搭載しています。

中古価格は税込約220,000〜240,000円が目安です。

CLP-826の予算を少し超えますが、鍵盤のタッチや音の響きに強いこだわりがある方なら、比較してみる価値があります。

※CLP-775・CLP-785はいずれも生産完了品です。中古品の販売価格や在庫状況は変動します。

4. 2世代前の上位モデル CLP-685も候補になる

さらに視野を広げると、2世代前のフラッグシップモデルであるCLP-685も候補になります。

CLP-685は、木製白鍵を採用したグランドタッチ鍵盤を搭載しています。

また、鍵盤のタッチを支えるカウンターウェイトや、ヤマハCFX・ベーゼンドルファーの音源、バイノーラルサンプリングなど、演奏表現に関わる機能が充実しています。

スピーカーは16cm・8cm・2.5cmの構成で、スプルースコーンスピーカーも採用されています。

現行のエントリーモデルとは、鍵盤や音響システムの考え方が大きく異なるモデルです。

中古価格は税込約195,800〜196,900円となり、CLP-826と比較しやすい価格帯に入ります。

CLP-685B

古いモデルでも上位機種を選ぶ価値はある?

電子ピアノは、新しいモデルほどすべての性能が優れているとは限りません。

世代が変わることで機能や操作性が進化する一方、上位モデルには、鍵盤の構造やスピーカーの構成など、価格帯の違いが反映された仕様があります。

そのため、ピアノのタッチや音の響きを重視する場合は、年式だけでなく、当時のシリーズ内でどのような位置付けだったのかも確認したいところです。

もちろん、CLP-685はCLP-826よりも古いモデルです。購入時には製造年、使用状況、整備内容、保証期間などを確認し、状態のよい個体を選ぶことが大切です。



5. ヤマハ以外にもある!ローランドやカワイの選択肢

中古電子ピアノを検討するなら、ヤマハだけに絞らず、ローランドやカワイも比較してみましょう。

メーカーによって鍵盤の構造や音源、スピーカーの設計に違いがあるため、好みに合うモデルが見つかるかもしれません。

ローランド LX-5:現行モデルを選びたい方に

ローランドのLX-5は、現行ラインナップのキャビネット型電子ピアノです。

新品価格が17万〜18万円台で販売されている場合、CLP-826と同じような予算で比較できます。

ローランドは、ピアノの音を電子的に生成するモデリング技術や、独自の鍵盤・音響システムを展開しているメーカーです。

ヤマハとは音の作り方や演奏時の感触が異なるため、同じ予算でも違った魅力を感じられる可能性があります。

新品のため、中古品の使用状況が気になる方にとっても候補になるモデルです。

ローランド LX706:1世代前の上位モデル

中古のLX706も、価格帯によっては候補になります。

LX706は、低音域・中音域・高音域の再生を考慮した複数のスピーカーを備えたモデルです。

上位クラスならではの音響設計を採用しており、ピアノ本体から出る音の広がりを重視したい方に向いています。

中古価格が税抜17万円程度であれば、税込187,000円が目安です。

ただし、LX-5とLX706は鍵盤や音源、スピーカーの構成が異なります。単純に新旧だけで比較せず、実際に弾き比べてみるのがおすすめです。

カワイ CA501:木製鍵盤を重視する方に

カワイのCA501は、木製鍵盤を採用した電子ピアノです。

グランド・フィール・スタンダード・アクションを搭載し、木製鍵盤ならではの演奏感を重視した設計になっています。

また、上面放射スピーカーを含む4スピーカーシステムや、ヘッドホン使用時の聴こえ方に配慮した機能も備えています。

新品価格が20万円前後の販売条件であれば、CLP-826に近い予算で比較できるモデルです。

カワイ CA79:1世代前の上位モデル

中古のCA79も、鍵盤や音響システムを重視する方にとって候補になります。

カワイのCAシリーズは、木製鍵盤を特徴とするシリーズです。

CA79は、鍵盤の演奏感だけでなく、音響面にもこだわった上位モデルとして展開されていました。

中古価格が税抜17万円程度であれば、税込187,000円が目安です。

ヤマハやローランドとは異なるタッチや音の印象を持つため、メーカーごとの違いを比較したい方におすすめです。

※各モデルの価格は販売状況によって変わります。新品・中古ともに、購入時の価格と保証条件をご確認ください。

6. 新品CLP-826と中古上位モデル、どちらを選ぶべき?

ここまで紹介したモデルを踏まえ、それぞれおすすめしたい方を整理します。

新品CLP-826がおすすめな方

  • 新品で購入したい
  • 使用状況や過去の修理歴を気にせず選びたい
  • コンパクトな本体サイズを重視したい
  • 新しいモデルを長く使いたい
  • 木材を使用した鍵盤を備えたクラビノーバを選びたい
  • 1年保証など長期間の保証がほしい

新品のCLP-826は、購入時点での使用状況や整備履歴を気にせず選べることが大きなメリットです。

また、CLP-845などの上位モデルと比べて本体がコンパクトなため、設置スペースを抑えたい方にも向いています。

中古品の状態を見極めることに不安がある場合は、新品を選ぶことで判断しやすくなるでしょう。

中古の上位モデルがおすすめな方

  • 鍵盤のタッチや弾き心地を重視したい
  • 木製鍵盤を搭載したモデルを選びたい
  • スピーカーの構成や音の響きにもこだわりたい
  • ヘッドホン使用時の音の広がりを重視したい
  • 同じ予算で、より上位の機種を検討したい

中古の上位モデルは、新品のエントリーモデルとは異なる鍵盤や音響システムを備えていることがあります。

特にCLP-845、CLP-775、CLP-785、CLP-685などは、鍵盤やスピーカーの構成に特徴があり、ピアノらしい演奏感を重視する方にとって魅力的な候補です。

ただし、中古品は製造年や使用状況によって状態が異なります。価格だけで選ぶのではなく、専門店による点検・整備の内容や保証期間も確認しましょう。

7. 中古電子ピアノを購入する際に確認したいこと

中古の上位モデルは、新品と同じ予算でワンランク上の電子ピアノを選べるのが魅力です。ただし、購入する際には、本体の状態だけでなく、整備内容や保証、配送費、入荷時期なども確認しておきましょう。

鍵盤・ペダル・スピーカーの状態

中古電子ピアノでは、鍵盤が正常に反応するか、ペダルが正しく動作するか、スピーカーから異音が出ないかなど、各部の状態を確認することが大切です。

また、弱い音から強い音まで自然に弾き分けられるか、搭載されている音色が正常に鳴るかなども、演奏するうえで重要なポイントです。

電子ピアノ再生工房では、中古電子ピアノを販売する前に、鍵盤1本から本体内部までクリーニングし、必要なメンテナンスを行っています。さらに、中古品にも3か月保証をお付けしているため、購入後のサポートも含めてご検討いただけます。

配送設置費が価格に含まれているか

電子ピアノは重量があり、精密な電子機器でもあるため、一般的な宅配便のように玄関先へ届けてもらうだけではなく、配送・設置方法も重要になります。

商品価格が安く見えても、配送設置費が別途必要になる場合があります。購入前には、商品価格に配送設置費が含まれているか、設置場所まで運んでもらえるかを確認しておきましょう。

電子ピアノ再生工房では、千葉県・東京都・神奈川県・埼玉県・愛知県全域と、岐阜県・三重県の一部地域で配送設置費無料にてお届けしています。その他の地域への配送も可能ですが、別途送料がかかります。

本体価格だけでなく、配送設置費を含めた総額で比較することが大切です。

中古品の入荷時期と在庫状況

中古電子ピアノは、一台ずつ入荷する商品です。そのため、希望するモデルがいつ入荷するかは決まっておらず、すぐに購入できるとは限りません。

特に、CLP-845のような現行モデルの中古品は、入荷数が少なく、入荷しても早い段階で売約となる場合があります。新品のように、希望するタイミングで必ず購入できるわけではない点には注意が必要です。

新品のCLP-826と中古のCLP-845を比較している場合は、価格だけでなく、現在の在庫状況や購入できるタイミングも考慮して選ぶとよいでしょう。

中古の上位モデルは魅力的な選択肢ですが、希望する機種が必ず入荷するとは限りません。気になるモデルがある場合は、在庫状況を確認しながら検討することをおすすめします。

まとめ:18万円台後半の予算なら中古の上位モデルも比較したい

新品のCLP-826を購入できる約18万円台後半の予算では、同世代のCLP-845や、1〜2世代前のCLP-775、CLP-785、CLP-685なども中古の選択肢になります。

さらに、ローランドのLX-5やLX706、カワイのCA501やCA79など、他メーカーのモデルも比較できます。

新品のCLP-826には、新品ならではの選びやすさやコンパクトさがあります。

一方、中古の上位モデルには、木製鍵盤や充実したスピーカーシステムなど、ピアノのタッチや音の響きを重視する方にとって魅力的な仕様があります。

新品であることを重視するならCLP-826。鍵盤のタッチや音色、音響システムを重視するなら中古の上位モデルも比較する価値があります。

電子ピアノは、スペック表だけでは分からない弾き心地や音の印象も大切です。

購入を検討している方は、ぜひ複数のモデルを弾き比べ、ご自身に合った一台を選んでみてください。

電子ピアノ再生工房では、専門スタッフが点検・整備した中古電子ピアノを取り扱っています。

機種選びで迷われている方は、お気軽にお問い合わせください。

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