カワイ電子ピアノの型番の見方|CA・CX・CN・ES・NVシリーズの違いを解説

カワイ(KAWAI)の電子ピアノを探していると、
「CA401」
- 「CA701」
- 「CX302」
- 「ES120」
- 「NV5S」
など、さまざまな型番を目にします。
初めて購入する方にとっては、
- 「CAとCX(CN)は何が違うの?」
- 「数字が大きいほど高性能?」
- 「中古でCA49とCA59ならどちらがいい?」
と悩んでしまうことも多いのではないでしょうか。
カワイは他メーカーに比べて「シリーズごとの役割」がとても分かりやすく、型番の意味を理解すると、自分に合ったモデルを驚くほど簡単に見つけられるようになります。
今回は、中古市場でも大人気のカワイ電子ピアノの型番の見方を分かりやすく解説します。
カワイ電子ピアノの型番は「シリーズ名+数字」で構成されている
カワイの電子ピアノは、基本的に「最初のアルファベット(シリーズ名)」と「真ん中の数字(グレードや世代)」で構成されています。
例えば、「CA401」という型番の場合、以下のように分解できます。
- CA → シリーズ名(コンサート・アーティスト)
- 401 → 型式(グレードや世代)
まずは、シリーズ名を見るだけで一発でわかる「鍵盤の材質とコンセプト」から見ていきましょう。
カワイの主なシリーズ一覧
| シリーズ名 | 鍵盤の材質 | 特徴・ターゲット |
| CA シリーズ | 木製鍵盤 | カワイの代名詞。本物の木を使った本格レッスン用主力シリーズ。 |
| CX シリーズ | 樹脂製鍵盤 | 【最新現行】 確かな基本性能を備えた据え置き型の新スタンダード。 |
| CN シリーズ | 樹脂製鍵盤 | 惜しまれつつ廃番となった、中古市場で大人気のエントリーシリーズ。 |
| ES シリーズ | 樹脂製鍵盤 | スタイリッシュで持ち運びも可能なポータブルタイプ。 |
| NV シリーズ | ハイブリッド | 本物のピアノの鍵盤アクションをそのまま積んだ最高峰モデル。 |
カワイは「木製鍵盤ならCA」「樹脂製鍵盤ならCX(または中古のCN)」と、シリーズ名だけで中身がハッキリ分かれているのが最大のメリットです。
カワイの主力「CAシリーズ」の型番の法則
カワイで最も人気が高く、中古市場でも指名買いが多いのが木製鍵盤の「CA(コンサート・アーティスト)シリーズ」です。
現在のラインナップは、数字が3桁の「CA401」「CA501」「CA701」「CA901」となっています。
1. 「数字の桁」を見れば世代(新旧)が分かる
CAシリーズは、世代交代(モデルチェンジ)のたびに型番の桁数や数字のルールが変わる特徴があります。中古を探すときは、以下の3世代を覚えておくと非常に便利です。
- 現行世代(3桁モデル): CA401、CA501、CA701、CA901
- 1世代前(2桁・末尾9): CA49、CA59、CA79、CA99
- 2世代前(2桁・末尾8): CA48、CA58、CA78、CA98
例えば、CA401 と CA49 を比べた場合、どちらもエントリーの「4」を冠していますが、「401の方が新しい現行世代(型番3桁環境)」ということが分かります。
2. 「最初の数字」を見ればグレードが分かる
同じ世代の中では、基本的に「数字が大きいほど上位グレード」になります。 カワイのCAシリーズを選ぶ際、最も注意したいのが型番による「木製鍵盤の構造の違い」です。
| グレード | 型番の例(現行/1世代前) | 木製鍵盤の構造 | 特徴 |
| エントリー | CA401 / CA49 | グランド・フィール・スタンダード | 木製だが鍵盤長がやや短く、すっきりコンパクトな筐体 |
| ミドルクラス | CA501 / CA59 | グランド・フィール・アクション | 鍵盤が長く、シーソー構造のリアルなタッチ |
| 上位モデル | CA701 / CA79 | グランド・フィール・アクションⅢ | さらに進化した鍵盤タッチと、カラー液晶パネルを搭載 |
| 最高峰 | CA901 / CA99 | グランド・フィール・アクションⅢ | 背面に「本物の木製響板スピーカー」を搭載した究極の1台 |
💡 中古選びの盲点!「CA49/401」と「CA59/501」の大きな壁
中古市場でお客様から特によくいただくのが「CA49とCA59ならどっちがいい?」というご質問です。
どちらも同じ「1世代前(末尾9)」の木製鍵盤モデルですが、上記のように鍵盤のシーソー構造の深さ(本物らしさ)がワンランク変わります。さらにCA59以上になると、スピーカーの質やアンプ出力が格段にアップするため、ピアノらしい豊かな響きを楽しめます。 ご予算が許すのであれば、中古市場でも「一生モノのレッスンピアノ」として評価の高いCA59やCA58など、真ん中の「5」以上のグレードを狙うのがプロとして非常におすすめです。
CXシリーズ & CNシリーズ(樹脂製鍵盤モデル)の型番の特徴
カワイの据え置き型・樹脂製鍵盤モデルは、最新の「CX」と、旧型の「CN」で綺麗にバトンタッチされています。
ヤマハなどの同等クラスのエントリーモデル(YDPシリーズなど)と比較した際、「基本性能がしっかりしていながら、比較的価格が安く手に入れやすい(コストパフォーマンスが高い)」というのがこのクラスの最大の魅力です。
現行モデル:CXシリーズ(CX202・CX302)
確かな基本性能とスマートな外観を両立した、カワイの最新スタンダードシリーズです。
- CX202: すっきりコンパクトで、基本をしっかり抑えたエントリーモデル。
- CX302: 上位音源やより高性能なスピーカーを搭載したミドルモデル。
予算は極力抑えたいけれど、年式が新しく、安心な現行モデルを据え置きで置きたい、という方に選ばれています。
旧型モデル:CNシリーズ(CN201、CN301、CN29、CN39など)
長年カワイのベーシックモデルとして君臨し、現在は廃番となっています。
現行のCXシリーズよりさらに安く、予算を抑えて「とにかく手軽に据え置き型の練習環境を整えたい」という方にとって、中古市場では今でも非常に人気がある狙い目のシリーズです。
こちらも「CN29 → CN201」のように、数字が大きくなるほど新しい世代、かつ「201 → 301」のように百の位が大きい方が上位グレード(スピーカー数などが多い)となります。
ESシリーズ & NVシリーズの型番の特徴
ESシリーズ(ポータブル)
現行の「ES120」「ES520」「ES920」が代表格です。
数字が大きいほど上位モデルとなり、特にフラッグシップの「ES920」は、ポータブルでありながらCAシリーズに迫るほどの非常にリッチな本格サウンドと鍵盤タッチを楽しめるため、ステージ演奏やこだわりの趣味層に人気があります。
NVシリーズ(ハイブリッド・ノーヴァス)
アップライトピアノのアクションを積んだ「NV5S」、グランドピアノのアクションを積んだ「NV10S」の2機種がラインナップされています(末尾の『S』は現行改良版の証)。
カワイの技術の粋を集めた最高峰モデルであり、本物のピアノが置けないマンション等で、極限まで妥協のないタッチを求める上級者に選ばれています。
型番のルールが分かると、中古選びの「迷い」が消える!
カワイの型番の仕組みが分かると、中古ショップでの比較がとてもスムーズになります。
例えば、
- CA401(現行世代の最新だけど、木製鍵盤としてはコンパクトなエントリー仕様)
- CA59(1世代前だけど、より本物に近いシーソー式木製鍵盤を積んだミドルクラス)
この2つが中古市場で近い価格で並んでいた場合、「最新の年式や基本機能を重視するか」それとも「一世代前でも、よりピアノの本質に近いタッチやスピーカーの響きを取るか」という、ご自身の目的に合わせた後悔のない選択ができるようになります。
カワイの電子ピアノ選びで迷ったら、プロにご相談ください
カワイの電子ピアノは木製鍵盤の評価が世界的に高い反面、型番によって鍵盤の内部構造が変わるなど、一般の方には見分けがつきにくい部分もあります。
「子どものレッスン用には、CA401とCA59のどちらが長く使える?」
「予算〇万円で、状態の良いCNシリーズやCXシリーズを探してほしい」
「カワイ独特の深みのある音響を、自宅の部屋の広さで活かせるモデルは?」
など、どんなことでもお気軽に当店へご相談ください!
中古電子ピアノの専門スタッフが、お客様のご予算や用途、設置環境に合わせて、ぴったりの素晴らしい1台を丁寧にご提案させていただきます。
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