ローランド電子ピアノの型番の見方|LX・HP・RP・FPシリーズ

ローランドの電子ピアノを探していると、
- 「LX-9」
- 「HP704」
- 「RP701」
- 「FP-30X」
など、さまざまな型番を目にします。
初めて購入する方にとっては、
- 「LXとHPは何が違うの?」
- 「RP701とF701はどちらが上位?」
- 「数字が大きいほど新しいの?」
と疑問に思う方も多いのではないでしょうか。
ヤマハのクラビノーバ(CLP)シリーズのように比較的分かりやすいメーカーもありますが、ローランドは世代によって型番の付け方が変わることが多く、少し複雑です。しかし、シリーズごとの特徴と、いくつかの「キーポイント」を理解しておくと機種選びがぐっと楽になります。
今回は、中古市場でも大人気のローランド電子ピアノの型番の見方を分かりやすく解説します。
ローランドの型番は、まず最初のアルファベット(シリーズ名)を見る!
ローランドの場合、最初のアルファベット部分を見ることで、そのピアノのコンセプトや位置付けが分かります。
| シリーズ名 | 特徴・ターゲット |
| LX シリーズ | アップライト型のハイエンド(最上位)シリーズ。本格派向け。 |
| HP シリーズ | 長年ローランドの主力を支えた定番ミドルクラス(現在はLXへ統合傾向)。 |
| RP シリーズ | レッスン用途向けの据え置きエントリーシリーズ。 |
| F シリーズ | 奥行きが浅く、インテリアに馴染む省スペース・コンパクトモデル。 |
| FP シリーズ | スピーカー内蔵で持ち運びも可能なスタイリッシュ・ポータブル。 |
| GP シリーズ | 優雅な外観と最高峰の音響を備えたグランドピアノ型モデル。 |
| KF(きよら) | カリモク家具とのコラボ。天然木を使用した最高峰のデザインピアノ。 |
鍵盤で選ぶなら超重要!「樹脂鍵盤」と「木製ハイブリッド鍵盤」の型番の壁
ローランドの電子ピアノ(特にミドルクラス以上)を選ぶ際、最も満足度に直結するのが「鍵盤の構造」です。型番を見ることで、タッチが本物のピアノに一気に近づく「木製ハイブリッド鍵盤」かどうかを見分けることができます。
- PHA-4スタンダード鍵盤(樹脂製): 軽やかで扱いやすいが、タッチは電子ピアノ寄り。
- PHA-50 / ハイブリッド・グランド鍵盤(木材×樹脂): 【中古で大人気】 側面に本物の木を使い、内部を樹脂で補強した、耐久性と表現力を両立した最高峰の鍵盤。
中古市場で流通している人気モデルの鍵盤は、型番ごとに以下のように分かれています。
| シリーズ | 樹脂製鍵盤(PHA-4等) | 木材×樹脂 ハイブリッド鍵盤(PHA-50等) |
| LXシリーズ | — (全機種ハイブリッド) | 全機種(LX-5/6/9、LX705/706/708 など) |
| HPシリーズ | HP702 | HP704 |
| RP / Fシリーズ | RP701、F701 など(全機種) | — (非搭載) |
| FPシリーズ | FP-10、FP-30X、FP-60X | FP-90X |
本格的なレッスン用として中古を探すなら、HPシリーズの上位モデルである「HP704」、またはLXシリーズ全般を狙うのが失敗しないコツです。
LXシリーズの型番の見方:新旧でルールが変わるので注意!
現在の最上位「LXシリーズ」は、世代によって型番のルールが大きく異なります。
現行世代(2024年〜現在)のルール:一桁の数字
現行モデルは「LX-5」「LX-6」「LX-9」の3機種です。 非常にシンプルで、「数字が大きいほど上位モデル(高音質・高価格)」となります。
旧世代のルール:700番台
一世代前のモデルは「LX705」「LX706」「LX708」という3桁の型番でした。こちらも末尾の数字が大きいほど上位モデルです。
⚠️【最大の罠】「数字が大きい=新しい」とは限らない!
ここで初心者が騙されやすいのが、型落ち中古の「LX705」と、現行の「LX-5」の比較です。
数字の「705」の方が大きく見えますが、実際には「LX-5」の方が最新世代になります(LX705の後継機がLX-5です)。ローランドを中古で探す場合は、数字の大きさだけでなく「何年発売のモデルか」を必ず確認しましょう。
HP・RP・F・FP・KFシリーズの型番の特徴
HPシリーズ(定番ミドルクラス)
中古市場でも状態の良い高年式モデルとして人気なのが「HP700シリーズ」です。
ラインナップは「HP702」と「HP704」の2機種。
- HP702: 樹脂製鍵盤(PHA-4)を搭載したコンパクトなスタンダード。
- HP704: 木製ハイブリッド鍵盤(PHA-50)と4スピーカーを搭載した本格レッスン仕様。長く使うレッスン用であれば、タッチが圧倒的にリアルな「HP704」が圧倒的におすすめです。
RPシリーズ & Fシリーズ(エントリー)
RPが「伝統的なピアノらしい形」、Fが「蓋を閉めると平らになるスリムな形」です。
現行の「RP701」と「F701」は、外観(筐体デザイン)こそ違いますが、中の鍵盤(PHA-4)や音源の基本システムはほぼ同じ兄弟モデルです。設置スペースやデザインの好みで選んで問題ありません。
FPシリーズ(ポータブル)
現行の「FP-10」「FP-30X」「FP-60X」「FP-90X」が代表格です(末尾の『X』は現行世代の証)。
数字が大きいほど上位モデルで、特に「FP-30X」は、コンパクトながらしっかりしたピアノ音とタッチを持ち、中古市場でも「コスパ最強のポータブル」として大人気です。
KFシリーズ(きよら)
カリモク家具とのコラボモデルで、インテリア性を極限まで高めた高級家具調ピアノです。長年「KF-10」という型番で愛されてきましたが、現在は後継の「KF-20」へと引き継がれています。
なお、「KF-20-KO」のように末尾に付くアルファベットは、木材の種類(KO=シアーオークなど)を表しています。
型番のルールが分かると、中古選びの「迷い」が消える!
ローランドの型番のクセが分かると、中古ショップでの比較がとてもスムーズになります。
例えば、よくあるお悩みとして、
- HP704(一世代前だけど、木製ハイブリッド鍵盤&4スピーカーの本格派)
- RP701(高年式で価格はお手頃だけど、樹脂製鍵盤&2スピーカーのエントリー)
この2つが並んでいた場合、「価格や年式の新しさを取るか、それとも鍵盤のタッチ(木製)や表現力を重視したいか」という、ご自身の目的(大人の趣味か、子どもの習い事かなど)に合わせた正しい選択ができるようになります。
ローランドの電子ピアノ選びで迷ったら、プロにご相談ください
ローランドは音響や鍵盤のクオリティが非常に高い反面、型番のルールが世代ごとに変わるため、一般の方が中古市場からベストな1台を見つけ出すのは至難の業です。
「我が家の予算だと、HPシリーズとLXシリーズのどっちを狙うべき?」
「RP701とHP704、タッチはどれくらい変わる?」
「マンションに置きたいので、F701とRP701のサイズ感を比較したい」
など、どんな小さな疑問でも構いません。迷われたらぜひお気軽に当店へご相談ください!
中古電子ピアノの専門スタッフが、お客様のライフスタイルやご予算に合わせて、後悔しない最高の1台を丁寧にご提案させていただきます。
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