電子ピアノはどの色を選べばいい?中古電子ピアノ屋の観点
電子ピアノは各メーカーから様々なカラーが発売されています。
この多数のカラーの中からどの色を選ぶのがいいのでしょうか?
以前電子ピアノのカラーについて書きましたが、今回は中古電子ピアノ屋の観点です。
ローズウッドやブラック系
カラーは何でもよいのであれば、オススメはローズウッドなど濃い色の電子ピアノです。
流行に影響されず、中古販売でも一番人気のカラーです。
年月が経っても変色もあまりなく、まさに定番中の定番!実は定番カラーというのは売るときにも少し有利だったりします。
ローズウッド系のデメリットは傷が目立つことです。
電子ピアノの表面は塩化ビニール素材のため、擦り傷など細かい傷は白くなります。ダークな色の本体に白い傷が目立ってしまいます。
ホワイト系
ここ数年で急激に増えてきたのがホワイト系。ホワイトも真っ白なタイプと木目が入ったホワイトアッシュのようなカラーがあります。
住宅の壁紙は白系が多いので、ホワイトの電子ピアノも部屋に溶け込むようになります。明るく、個性的なピアノなのが特徴です。
白系は細かい擦り傷が目立たず、美しさを保つことが出来ます。
経年の日焼けも心配されますが、まだ白い電子ピアノが一般的にラインナップされて10年も経っておらず、4〜5年位の電子ピアノは本当にきれいなホワイトのままです。今後どのくらいの年月で日焼けが起きるのかは未知数ですが…。
ライトオーク系
明るい木目タイプの電子ピアノは電子ピアノならではのカラーです。
明るい木目もチェリーのような赤っぽい色はなくなり、最近の機種は白っぽいライトオークが主流です。
白っぽい色なので、細かい傷も目立たちません。部屋の雰囲気も損なわず、急激に人気の出てきたカラーです。
ホワイトだと黒い擦り傷がつくこともありますが、ライトオークはそのような傷もあまり目立たない色になります。
日焼け、傷などの見た目には最も影響が少ないと思われるカラーです。