ローランド新本社が稼働。電子ピアノ開発の動きにも注目


ローランドの新しい本社「Roland Inspiration Hub」が完成したようです。本格稼働は2026年3月となっています。
研究・開発の機能がここに集まるとのことで、電子楽器関連の開発もこの場所が中心になっていくのだと思います。
電子ピアノについても、今後はここでの開発が進んでいくのではないかと感じています。
沈黙を守る「HP」「DP」シリーズ…新作への期待
現在、ローランドでは LX シリーズや KIYOLA など上位モデルは新しいものが出ていますが、HP シリーズや DP シリーズはしばらく更新がありません。
また、エントリーモデルの RP シリーズや F シリーズも長いこと動きがなく、中古電子ピアノでも新しい電子ピアノの機能が待たれるようになっています。
今回の新拠点の稼働で、こういった中核〜エントリーのシリーズにも何かしら動きが出てくるのではと期待しています。
ローランドの電子ピアノといえば、やはり特徴はモデリング音源です。
ヤマハやカワイのようにアコースティックピアノメーカーが得意とするサンプリング方式とはアプローチが違い、電子楽器メーカーならではの“作り込まれたサウンド”に魅力があります。
特に表現の滑らかさや、強弱による音色変化の自然さは、モデリング方式ならではの強みだと感じています。
どのシリーズがいつ更新されるかは分かりませんが、新拠点での開発が本格化することで、ローランドの電子ピアノ全体の動きが加速することを期待しています。
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