【2026年10月版】おすすめの中古電子ピアノ機種はどれだ!?最強予算10万円編
電子ピアノには、エントリーモデルからハイグレードモデルまで幅広い種類があり、価格も数万円から数十万円までさまざまです。
初めて電子ピアノを購入する方や、お子さまのピアノレッスン用に探している方にとって、どの機種を選べばよいのか迷うことも多いのではないでしょうか。
そこで今回は、中古電子ピアノ専門店「電子ピアノ再生工房」の視点から、予算10万円前後でおすすめできる電子ピアノをご紹介します。
2026年はヤマハの新しいARIUSシリーズ「YDP-166」「YDP-146」が登場し、さらにクラビノーバシリーズにも「CLP-826」「CLP-836」が加わりました。
新品のエントリーモデルを選ぶのか、それとも中古の上位モデルを選ぶのか。鍵盤の弾き心地や音響性能、価格のバランスを考えながら、自分に合った1台を探してみましょう。

予算10万円で購入できる電子ピアノのランクは?
今回のテーマは「最強予算10万円編」です。
電子ピアノにはスリムタイプやポータブルタイプなどもありますが、この記事ではピアノらしい外観と据え置き型の鍵盤・ペダルを備えたモデルを中心に紹介します。
予算10万円で考える場合、大きく分けて次の2つの選択肢があります。
新品ならエントリーモデルが中心
新品では、ヤマハのARIUSシリーズなどが候補になります。
現行のYDP-146は、88鍵盤と3本ペダルを備え、グランドピアノの音色を収録したCFXサンプリングやBluetooth機能にも対応しています。基本的なピアノの練習に必要な機能がそろったモデルです。
一方、YDP-166は、より表現力の高いグランドタッチ-イー鍵盤を搭載した上位モデルです。鍵盤の弾き心地や音響面にもこだわりたい方に向いています。
ただし、現在の販売価格を基準にすると、YDP-146は117,700円、YDP-166は143,000円となっており、どちらも10万円を超えます。
新品にこだわる場合は、予算を少し上げるか、ほかの価格帯のモデルを検討する必要があります。
中古なら上位モデルも選択肢に入る
中古電子ピアノでは、数年前の上位モデルが10万円前後で販売されていることがあります。
例えば、ヤマハのCLP-735やCLP-635、カワイのCA49、ローランドのHP702などです。
これらのモデルは、単に鍵盤を弾いて音を出すだけでなく、鍵盤の構造やスピーカーシステムなどにもこだわって設計されています。
機種によっては木製鍵盤を採用していたり、複数のスピーカーによって豊かな響きを再現したりするなど、新品のエントリーモデルとは異なる魅力があります。
ただし、中古品は年式や使用状況、整備状態によってコンディションが異なります。購入時には価格だけでなく、整備内容や保証についても確認することが大切です。
メーカー別おすすめ電子ピアノ
ここからは、予算10万円前後で検討したいモデルをメーカー別に紹介します。
ヤマハ(Yamaha)
ヤマハは、ピアノらしい自然な音色と弾き心地を重視する方に人気のメーカーです。
新品ではARIUSシリーズ、中古ではCLPシリーズのクラビノーバが有力な選択肢になります。
新品:ARIUSシリーズ
YDP-146
YDP-146は、2026年に登場したARIUSシリーズのベーシックモデルです。
グレードハンマースタンダード(GHS)鍵盤を採用し、低音域は重く、高音域は軽くなるように設計されています。88鍵盤と3本ペダルを備え、ハーフペダルにも対応しているため、ピアノの基本的な演奏技術を身につける用途にも適しています。
また、ヤマハのコンサートグランドピアノCFXの音色を収録し、Bluetoothオーディオ・MIDIにも対応しています。
新品ならではの保証や、長く使ううえでの安心感を重視する方におすすめです。
- 価格の目安:税込117,700円
- 鍵盤:GHS鍵盤
- 特徴:CFXサンプリング、3本ペダル、Bluetooth対応
YDP-166
YDP-166は、YDP-146の上位に位置するモデルです。
新開発のグランドタッチ-イー鍵盤を採用しており、弱いタッチから力強いタッチまで、より細かな表現を目指した設計になっています。
アンプ出力も20W×2と、YDP-146の8W×2より大きく、音の広がりや余裕を求める方に向いています。
予算を10万円から少し上げて、鍵盤や音響面にもこだわりたい方に検討してほしい1台です。
- 価格の目安:税込143,000円
- 鍵盤:グランドタッチ-イー鍵盤
- 特徴:CFXサンプリング、20W×2のアンプ出力、Bluetooth対応
※価格は現在のヤマハミュージック直営店の販売価格を参考にしています。実際の販売価格は店舗によって異なる場合があります。
中古:クラビノーバシリーズ
中古でおすすめしたいのが、ヤマハのクラビノーバシリーズです。
現行のエントリーモデルよりも上位のシリーズに位置し、鍵盤や音響システムにこだわった機種が多くあります。
CLP-635:約9万円台
CLP-635は、2017年から2020年頃に販売されたクラビノーバです。
予算10万円以内で上位シリーズを探したい方にとって、注目したいモデルです。
中古販売価格の目安は約93,000円。予算内で据え置き型の上位モデルを選びたい方に向いています。
CLP-735:約10.4万〜10.7万円
CLP-735は、2020年以降の世代にあたるクラビノーバです。
中古販売価格の目安は約103,500〜109,714円。10万円を少し超える予算で、比較的新しいクラビノーバを探している方におすすめです。
CLP-645:約13万円前後
CLP-645は、木製鍵盤を採用したクラビノーバです。
今回の予算からは少し上がりますが、鍵盤の弾き心地を重視する方には検討する価値があります。
中古の上位モデルを選ぶ場合、同じ予算でも鍵盤の構造や音響性能に違いがあるため、実際に弾き比べてみるとよいでしょう。
ローランド(Roland)
ローランドは、電子ピアノならではの音づくりや、鍵盤の弾き心地にこだわる方におすすめのメーカーです。
新品のエントリーモデルも選択肢ですが、今回の予算では中古のHPシリーズやDPシリーズにも注目したいところです。
中古:HPシリーズ・DPシリーズ
HP702:約9.3万〜9.5万円
HP702は、家庭での演奏やレッスンに適した据え置き型の電子ピアノです。
中古販売価格の目安は約92,714〜95,000円。10万円以内で、比較的新しい世代のローランド製据え置き型モデルを探したい方におすすめです。
HP605:約10万円
HP605は、上位モデルらしい音響システムを備えた電子ピアノです。
中古販売価格の目安は約100,000円。鍵盤の弾き心地だけでなく、スピーカーからの響きにもこだわりたい方に向いています。
DP603:約10万〜10.6万円
DP603は、すっきりとしたキャビネットデザインが特徴のモデルです。
中古販売価格の目安は約100,000〜106,142円。一般的な据え置き型とは少し異なるデザインを求める方や、インテリアとの調和を重視する方におすすめです。
ローランドの中古モデルを選ぶ際は、機種ごとの鍵盤や音源、スピーカー構成を確認し、自分の演奏スタイルに合うものを選びましょう。
カワイ(KAWAI)
カワイは、ピアノらしい鍵盤の弾き心地を重視する方におすすめのメーカーです。
今回の予算では、新品だけでなく、中古のCAシリーズも有力な選択肢になります。
中古:CA49
CA49:約10.2万〜10.5万円
CA49は、木製鍵盤を採用したカワイの電子ピアノです。
中古販売価格の目安は約102,375〜105,000円。10万円を少し超える予算で、木製鍵盤を搭載したモデルを探している方におすすめです。
木製鍵盤は樹脂製鍵盤とは構造や手ごたえが異なり、鍵盤の感触を重視する方にとって魅力的なポイントになります。
新品のエントリーモデルよりも鍵盤の質感を重視したい場合には、ぜひ比較したい機種です。
ただし、木製鍵盤であれば誰にとっても弾きやすいというわけではありません。鍵盤の重さや戻り方には好みもあるため、実際に試奏して判断することをおすすめします。
当店おすすめランキング
ここまで紹介したモデルを踏まえて、予算10万円前後で検討したいおすすめモデルをランキング形式で紹介します。
なお、ランキングは単純な価格順ではなく、鍵盤の質、音響性能、年式、価格のバランスを考慮したものです。
1位:CA49(カワイ)
木製鍵盤を重視する方におすすめしたいモデルです。
中古販売価格の目安は約10.2万〜10.5万円。10万円を少し超えますが、鍵盤の構造にこだわりたい方にとって有力な選択肢です。
特に、ピアノ教室に通っているお子さまや、アコースティックピアノに近い弾き心地を求める方は、ほかのモデルと弾き比べてみる価値があります。
2位:CLP-735(ヤマハ)
価格と年式のバランスを重視する方におすすめです。
中古販売価格の目安は約10.4万〜10.7万円。10万円前後で比較的新しいクラビノーバを探す場合に、有力な候補となります。
木製鍵盤にこだわるというよりも、ヤマハらしい音色や、クラビノーバシリーズの演奏性能を重視したい方に向いています。
3位:HP702(ローランド)
10万円以内で探したい方におすすめのモデルです。
中古販売価格の目安は約9.3万〜9.5万円。予算内に収めながら、ローランドの据え置き型モデルを選びたい方に向いています。
購入前には、鍵盤のタッチや音色の好みを確認しておきましょう。
4位:CLP-635(ヤマハ)
予算10万円以内を優先する方におすすめです。
中古販売価格の目安は約93,000円。クラビノーバシリーズを比較的手頃な価格で選べる点が魅力です。
ただし、CLP-735などの後継世代と比べると設計世代が古いため、年式だけでなく、個体の状態や整備内容も含めて比較することが大切です。
5位:HP605(ローランド)
音響面にもこだわりたい方に検討してほしいモデルです。
中古販売価格の目安は約100,000円。上位シリーズならではの音響設計に魅力を感じる方に向いています。
CLP-635やHP702などと比較し、鍵盤の弾き心地と音の響きのどちらを重視したいかで選ぶとよいでしょう。
予算を少し上げると、どんな選択肢がある?
予算10万円前後で探している方も、もし少し余裕があるなら、新品モデルも比較してみることをおすすめします。
新品のYDP-146・YDP-166を選ぶ
新品のメリットは、購入時の状態が明確で、メーカーの保証を受けられることです。
YDP-146は基本的なピアノの練習に必要な機能を備え、YDP-166は鍵盤やアンプ出力など、さらに演奏表現を重視した仕様になっています。
中古品の状態や年式が気になる方、長く使うことを前提に新品を購入したい方は、比較対象に入れてみましょう。
新品のCLP-826・CLP-836を選ぶ
2026年10月には、クラビノーバの新モデルCLP-826・CLP-836が登場しました。
両モデルは、白鍵の側面に木材を使用したグランドタッチ-エス鍵盤を採用しています。
CLP-836は30W×2のアンプ出力を備えており、より豊かな音の響きを求める方に向いています。一方、CLP-826は幅を抑えたコンパクトなキャビネットが特徴です。
ただし、どちらも10万円の予算からは大きく上がる価格帯です。中古のCLP-735やCA49などと比較し、予算を増やして新品を選ぶメリットがあるか考えてみましょう。
中古電子ピアノを選ぶ際に確認したいこと
中古の電子ピアノは、価格だけで判断せず、次の点も確認しておきましょう。
- 鍵盤の状態:音が出ない鍵盤や、戻りが悪い鍵盤がないか
- 音響の状態:スピーカーから異音が出ないか、音量に不自然な差がないか
- ペダルの状態:正常に反応するか、ハーフペダルに対応しているか
- 整備内容:内部や鍵盤の清掃、必要な部品の点検・交換が行われているか
- 保証内容:購入後に不具合が発生した場合、どのような対応を受けられるか
中古電子ピアノは、同じ機種でも個体の状態や整備内容によって購入後の満足度が変わります。
価格だけでなく、どのような整備が行われているか、保証が付いているかも含めて比較することが大切です。
まとめ:予算10万円なら中古の上位モデルも比較してみよう
予算10万円前後で電子ピアノを選ぶ場合、新品のエントリーモデルだけでなく、中古の上位モデルも比較することで選択肢が広がります。
- 木製鍵盤を重視するなら:カワイ CA49
- 比較的新しいクラビノーバを選ぶなら:ヤマハ CLP-735
- 10万円以内を優先するなら:ヤマハ CLP-635、ローランド HP702
- 音響面にもこだわるなら:ローランド HP605
- 新品の安心感を重視するなら:ヤマハ YDP-146・YDP-166も比較
もちろん、最適な機種は演奏する方の年齢やレベル、好みによって異なります。
電子ピアノ再生工房では、国内メーカーの中古電子ピアノを中心に、内部や鍵盤の清掃、動作確認、必要なメンテナンスを行い、3か月保証を付けて販売しています。
中古の上位モデルと新品のエントリーモデルで迷っている方は、鍵盤の弾き心地や音の違いを実際に確かめながら、ご自身に合った1台を探してみてください。
電子ピアノ選びで気になることがございましたら、お気軽にご相談ください。


