Technics(テクニクス)の電子ピアノについて

国内の電子ピアノはヤマハ、ローランド、カワイ、カシオ、コルグが主な製造メーカーです。
以前はこの他にもTechnics(テクニクス)というメーカーが電子ピアノを製造していました。

Technicsは松下電器産業(現在のパナソニック)のオーディオを扱うブランドで、楽器方面ではDJ機器で超人気のメーカーでした。電子ピアノも1990年代頃から2000年代初頭の頃まで製造されています。

しかし、2006年に楽器の製造も終了し、電子ピアノもこの時に製造終了、テクニクスというブランド自体も2010年に一度無くなっています。

その後、2014年にテクニクスが復活し、現在はオーディオ機器を中心に製造されています。
楽器もターンテーブルも2016年より復活していますが、電子ピアノの製造は復活していません。

電子ピアノSXシリーズ

テクニクス最後の電子ピアノ「SX-PX552」

当時の電子ピアノは「ピアノタッチ」といえど、100%ハンマー重量ではなく、スプリングの押し戻しを利用した構造です。
そのスプリングの押し戻しを軽減し、よりハンマーの重さを使用するような鍵盤を使用しています。

また、フロッピーディスクに演奏を録音することも出来たので、気軽に録音し聞き返せるようになってきた電子ピアノです。

またサンプリング音源でなので、本格的なピアノの音を楽しめるようになってきた機種です。

テクニクスの電子ピアノはは現在もオークションサイトやフリマサイトでも見ることが出来るメーカーですが、やはり20年ほど経過した機種なので、もし購入する時は状態に注意しておきましょう。

※当店ではテクニクス製電子ピアノの取り扱いはございません

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