2025年1月 おすすめの電子ピアノ機種はどれだ!?【最強鍵盤編】
電子ピアノにはさまざまな機種があり、それぞれの機能や音、タッチの良さは人それぞれの好みによります。
しかし、電子ピアノは決して安い買い物ではないため、購入に失敗したくないものです。では、すべての要素を考慮して、最もコストパフォーマンスに優れた機種はどれでしょうか?多数の電子ピアノを販売する中古電子ピアノ店の視点でおすすめ機種を紹介します。
最も鍵盤タッチのいい機種は?
ピアノ演奏において重要なのが「タッチ」。このタッチはただ重いだけではなく、心地よい重さが重要になります。
鍵盤の重さや選び方についてはこちらを参考にしてください。
ヤマハ
やはり「タッチのいいピアノ」と言われると鍵盤そのものの構造がピアノそのままのAvanGrandシリーズです。
NU1Xから2023年にNU1XAというモデルが登場しています。
センサーも2つ、タッチの構造も最適化したパーツを採用、そしてタッチパネルということで、NU1Xからさらにアップデートが進んだ電子ピアノになっています。
ヤマハ・クラビノーバシリーズは2024年にモデルチェンジし、800シリーズが登場しました。CLP-875/885も上位モデルならではの鍵盤構造が優れたピアノになっていますが、600シリーズ(CLP-675/685)より基本構造は同じになっています。
ローランド
ローランドではLXシリーズが2024年にモデルチェンジし、LX-6、LX-9がハイブリッド・グランド鍵盤を搭載しています。こちらも1世代前のLX706、LX708と同じ鍵盤構造になっています。
カワイ
カワイのCAシリーズではCA701とCA901が鍵盤の「グランド・フィール・アクションⅢ」を採用しています。こちらも1世代前のCA79、CA99と同じ鍵盤構造になっています。
深さ、重さは良い/悪いではなく、好みで選ぶ
「タッチのいいピアノ」は鍵盤そのものが長い構造になっています。長い鍵盤にするためには木製鍵盤が採用されており、プラスチック鍵盤に比べて耐久性が高いという特性があります。その分、価格も高くなりますが…。
基本的には上記で表示した機種はすべて「いいタッチの鍵盤」です。あとは好みの問題となります。
価格(当店中古販売価格目安)
- NU1X:約34万円
- CLP-675:約15万円
- CLP-685:約18万円
- CLP-775:約20万円
- CLP-785:約27万円
- LX706:約18万円
- LX708:約38万円
- CA79:約19万円
- CA99:約30万円
中古機種になるだけで、ほぼ同じ機能を備えながら価格が半額以下になります。当店ではメンテナンスや劣化パーツの交換をすべて行った上での価格です。
もちろん新しいモデルの方が優れている点はありますが、価格差は大きいです。
当店おすすめランキング
1位:CLP-675
価格と性能のバランスが非常に良く、おすすめの一台!
2位:LX706
ローランドの上位モデル。サウンドバリエーションが豊富。
3位:CLP-685
2世代前のCLPフラッグシップモデル
4位:CA79
電子ピアノ木製鍵盤の元祖、カワイの上位モデル
5位:NU1X
値段は高いが、極上のタッチとサウンド。
電子ピアノ選びは、用途や予算、好みによって異なります。当店では、お客様一人ひとりに最適なピアノを見つけるお手伝いをさせていただきます。お気軽にご相談ください!