2024年2月 中古電子ピアノ店が1世代前の電子ピアノを紹介する【ローランド RPシリーズ編】

電子ピアノも様々な機能を取り入れ、進化し続けています。
しかし、モデルチェンジは必ずしも「いいこと」だけではありません

もちろん電子楽器なので、サウンドや機能などは進化し、新しい=より本物のピアノに近づくという印象があります。
その分、新機能を搭載することで値上がりや、価格を維持するために機能を落とすこともあります。

そこで中古電子ピアノ店なので、1世代前の電子ピアノを紹介したいと思います。

新しい機能が本当に必要かどうかも考え、現行モデルだけでなく、価格を抑えた中古電子ピアノも選択肢に入れてみてください。

ローランドの「Home Piano」として発売されているRPシリーズは現在「RP701」として2020年に発売され、さらに価格を抑えた「RP107」が2022年に発売されたエントリーモデルです。

1世代前は「RP501R」として2016年から2020年(CRのカラーのみ2022年)まで、「RP102」が2019年から2020年まで発売されていました。

サウンド面

1世代前のRP501R、RP102では「スーパーナチュラル・ピアノ音源」が使用されています。
現行モデルのRP701、RP107でも「スーパーナチュラル・ピアノ音源」が引き続き使用されています。

「スーパーナチュラル・ピアノ音源」は1世代前の上位モデルであるHP600シリーズでも採用された音源です。

機種名鍵盤
RP701スーパーナチュラル・ピアノ音源
RP107スーパーナチュラル・ピアノ音源
RP501Rスーパーナチュラル・ピアノ音源
RP102スーパーナチュラル・ピアノ音源

鍵盤

現行モデルも1世代前も使用されているのは「PHA-4 スタンダード鍵盤」とい樹脂の鍵盤です。
現行上位モデルのHP702にも採用されている鍵盤です。

機種名鍵盤
RP701PHA-4 スタンダード鍵盤
RP107PHA-4 スタンダード鍵盤
RP501RPHA-4 スタンダード鍵盤
RP102PHA-4 スタンダード鍵盤

総合

スピーカー

機種スピーカー
RP70112cm×2(12W×2)
RP10712cm×2(8W×2)
RP501R12cm×2(12W×2)
RP10212cm×2(6W×2)

アンプやスピーカーについては1世代前とほぼ同じです。エントリーモデルなので全体的に出力が低いアンプになっています。

Bluetooth、アプリ

1世代前からBluetoothに対応したRPシリーズですが、オーディオ対応は現行モデルからです。
1世代前はローランドのアプリや譜めくりのアプリなどの機器都の対応です。

RPシリーズは現行モデルと1世代前モデルはどちらがオススメ?

現行モデルと1世代前モデルはピアノの性能に関して大幅なアップデートは行われていません。
鍵盤も同じなので、タッチも基本的には変わりません。

モデルチェンジではBluetoothオーディオ機能が変わった感じです。
スマホやタブレットで音をスピーカーから流しながら演奏したい場合は現行モデルの方がいいでしょう。

ピアノのみの機能であればRPシリーズは価格が抑えられた1世代前がおすすめです。

比較検討機種

現行機種中古比較機種
RP701HP601、HP603/HP603A
RP107RP501R