電子ピアノ用転倒防止金具とは

コンパクト/省スペースタイプの電子ピアノには「転倒防止金具」が付属しています。

コンパクトタイプの電子ピアノは奥行きが短く、重量も軽いので転倒する恐れがあるので、この転倒防止金具を設置することになります。

両脚の後ろ側に設置された転倒防止金具

脚の後ろ側に5〜10cmの金具を設置するようになります。

名前の通り、ピアノの転倒を防止することが目的ですが、演奏時のピアノのグラつきなどの防止にもなります。
特に下にマットを敷く場合はさらに不安定になるので、必ず取り付けるようにします。

もちろんこの金具を取り付けると壁ピッタリに付けることは出来ません。
しかし、コンパクトタイプの電子ピアノの多くは開閉式の蓋で譜面台として併用出来るようになっています。

譜面を見やすくする角度になるので、蓋はピアノ本体よりもやや後ろに行くようになります。
つまり、ピッタリ壁につけてしまうと蓋の開閉が出来ず、やや後ろにスペースが必要になります。

電子ピアノ転倒防止金具はその奥行き分もちょうどいい長さで作られています。

転倒防止金具を取り付けた状態で壁に付けると、電子ピアノの蓋を開いてちょうどいい奥行きになります。

コンパクトサイズの電子ピアノを購入するときは奥行きに転倒防止金具込のサイズの記載もあるので、こちらを参考にしてください。

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