電子ピアノの運搬方法
電子ピアノを運搬したいときはどのようにすればいいのでしょうか。
電子ピアノは、引越し業者やピアノ運送業者に依頼して運ぶこともできます。
但し、電子ピアノも楽器扱いとなるので、運搬にはそれなりの金額が必要となり、また日程も限られます。
そこで、費用を節約するために、運搬を自分たちで行うことは出来る方法の紹介です。
鍵盤と脚の外し方
電子ピアノはハイエースのようなワンボックスカーではそのままの状態で積載可能ですが、通常の乗用車で運搬することは難しいです。
そこで、鍵盤部分と脚部分を外すことで運搬しやすくし、ミニバンなら後部座席を折りたたむことで積載も可能となります。
配線を外す
まずは電源をコンセントから外し、電源ケーブルを取っておきましょう。
また、鍵盤部分と脚部分はペダルを連動させるケーブルが接続されているので、これも外しておきましょう。
他にもUSBケーブルやUSBメモリ等を挿している場合も忘れずに外しておきましょう。
ケーブル類の外し忘れは断線の危険性もあるので、何も本体(鍵盤部分)に繋がっていない事を確認してください。
また、事前に配線の写真を撮っておくと組立時にも分からなくならないです。
ヘッドホンフックを外す
まず最初にヘッドホンフックを外します。
このフックを付けたままでは鍵盤を床に置くことが出来ません。取り忘れているとヘッドホンフックが折れるので、まず最初に外しましょう。
ビスの位置を確認する
鍵盤部分と脚部分の繋ぐ部品がビス止めされているので、ここを外します。
鍵盤を外す
鍵盤は真上に持ち上げるタイプか、一旦前にずらして持ち上げるタイプがあります。真上に持ち上げても外れない場合は、少し(ほんの数センチ)だけ前にずらして持ち上げます。
ずらしすぎると鍵盤が落下する危険性がありますので、一気に進めてはいけないところです。
重いと感じたり、外れない場合は無理しないようにしましょう。
外れたら鍵盤部分を運搬します。
組み立て
組み立ては上記を逆順でやります。
脚をご希望の場所におき、鍵盤部分を置いてビス止め。その後に配線とヘッドホンフックの取り付けです。
注意
鍵盤部分は重いので、必ず複数人数で行い、筋力的にも自信がない場合も無理しないようにしましょう。
もちろん落下や配線の接続ミスなどで修理となる場合もあり、運搬時の故障では保証の対象外にもなります。
また、機種によっては鍵盤と脚が一体型のモデル(上位機種に多い)もあり、スピーカー部分も重く、個人での運搬はほぼ不可能です。
無理と感じた場合は配送業者に依頼しましょう。
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