電子ピアノとスマートフォン・タブレット用アプリ
各メーカーからbluetooth対応の電子ピアノが登場し、スマートフォンやタブレットのアプリと連動して楽しむ事ができるようになっています。
現在発売されているモデルではピアノの細かい設定などもアプリを使って行うことができるようになったので、ピアノに付いている小さい画面や小さいボタンなどでの設定ではなくなってきました。
音色の変更、トランスポーズ(移調)、チューニング(調律)などを変更するのもアプリを使って変更することが可能になっています。
各メーカーの電子ピアノ用アプリ
現在アプリを活用できるのはヤマハ、ローランド、カワイの3社。
この中でも特にアプリがすごいと感じるのはヤマハです。
ヤマハはエレクトーンでも使用できるように以前より楽譜のデータ販売を行っていました。楽譜販売のノウハウがあるヤマハは電子ピアノでも楽譜販売サイトで購入し、アプリで楽譜を見ることができます。
もちろん見るだけではなく、再生も出来るので楽譜に書いてある内容はすぐに聞くことができます。
ローランドのアプリでも楽譜を見ることができますが、楽譜の種類が少なく基本的には内蔵曲の表示です。
またスマートデバイスに入っているオーディオデータを解析しコード譜の作成も可能です。クラビノーバCVP/CSPコードなら伴奏譜を自動で作成することもできます。
ローランドはリモート機能や自動伴奏が魅力的です。
ローランドのアプリの特徴はバンド演奏ができる自動伴奏が出来ることです。左手の演奏に合わせて自動でコードを解析し、ベースやドラムなどの伴奏を付けて演奏することが可能になっています。
バンド演奏などセッションなどを楽しみたい方に向いているアプリです。
カワイはシンプルに
カワイのアプリはピアノの基本操作のみです。演奏の録音・再生もリモートで出来ないので、アプリの機能としては弱いかなと思います。
アプリ対応機種を調べておこう
これらのアプリを使いたいと思っても、もちろん対応している機種でないと使うことが出来ません。
楽譜を購入してもタブレットやスマートフォンだと画面が小さすぎて見づらいという欠点もあります。
ピアノ本体だけでなく、スマートフォンやタブレットの機種やOSの問題などもあります。
使用したい機能がある場合は本体と使用するアプリを使用する機種(スマートフォン・タブレット)の2つで使えるかどうか調べておきましょう。