ヤマハCLP-600シリーズのバージョンアップについて
ヤマハのクラビノーバ【CLPシリーズ】はファームウェアをアップデートすることで新たな機能を追加することができます。
CLPシリーズの6シリーズ(CLP-685, CLP-675, CLP-645, CLP-635)は1.0から2.0にバージョンアップを行うことでオーディオインターフェース機能やヤマハのスマートデバイス用アプリを使うことができます。
バージョンの確認
購入時のままの場合、多くの機種でファームウェアのバージョンが1.00になっています。
楽器のバージョン確認方法はシステムメニュー画面で確認できます。
[FUNCTION]ボタンを何度か押して、システムメニュー画面を選び、「ユーティリティー」→「バージョン」で確認してください。
最新バージョンは2.01(2023年11月)を使用することができます。
アップデートのメリット
ファームウェアをアップデートすることで下記が使えるようになります。
- USBオーディオインターフェース機能
- スマートデバイスアプリ「スマートピアニスト」
USBオーディオインターフェース機能
USB [TO HOST]に繋ぐことができるので、ピアノの音やCLPに繋げた音がデジタルでPCに送信されます。
DAW等を使用し、よりクリアにピアノの内蔵音源のそのままが録音出来るようになります。
スマートデバイスアプリ「スマートピアニスト」
電子ピアノの機能をスマートフォンやタブレットを利用して設定できるようになります。
ピアノ搭載の画面では小さく、分かりづらかった設定も大画面でカラーになるので直感的に操作することができます。
ファームウェアのダウンロード
CLPシリーズの他に、SCLPシリーズについてもアップデート可能になっています。
ファームウェアのアップデートはこちらからできます。
https://jp.yamaha.com/support/updates/index.html?c=digital_pianos&k=clp
アップデートの方法
https://jp.yamaha.com/products/contents/pianos/downloads/manuals/index.html?l=ja&c=digital_pianos&k=clp
上記から「CLP-685/CLP-675/CLP-645/CLP-635バージョン2.00追加機能説明書」を選択
詳しい操作方法についてはファームウェアのアップデートファイルの中に「CLP-600_Install_Guide(JP)」があるので、それを読んで実行してください。
必要なもの
空き容量 32 MB 以上のUSBメモリー
ファームウェアアップデートのデメリット
基本的に使用に関してはメリットばかりでデメリットはありませんが、「めんどくさい」です。
当店でご注文いただく電子ピアノ、クラビノーバ「CLP-6シリーズ」は鍵盤などの整備は行っておりますが、ファームウェアについてはそのままでの販売となっております。
ご希望の場合はファームウェアのアップデートも行いますので、ご購入時にお知らせください。